診療内容
TREATMENT
主な診療内容
老眼
眼鏡やコンタクトレンズを使用することで、日常生活への支障を減らせます。
遠視
遠視と診断を受け、目が疲れやすい、見えづらくなるなどの症状が現れる場合は、眼鏡やコンタクトレンズの装用をお勧めします。
加齢黄斑変性
血液成分の漏れや新生血管の成長を抑える目的の抗VEGF薬治療(硝子体注射)を行います。レーザー治療は、光線力学的療法と光凝固法があります。薬剤療法と併用して行います。
結膜炎
細菌性結膜炎では、抗菌点眼薬の投与が基本となります。 ウイルス性結膜では、非ステロイド性抗炎症点眼薬やステロイド点眼薬を使用し炎症を鎮めます。
ものもらい
主に、抗菌点眼薬や抗菌眼軟膏を用いて治療します。さらに症状が進んだ場合は、切開手術をし、膿を出す外科的治療を行います。
ドライアイ
症状が軽い場合、潤いを持たせる点眼薬を用いて症状を和らげます。点眼薬を用いても効果が得られない場合、外科的処置として涙点プラグ挿入を行います。
白内障
白内障の主な症状
◆ 視力の低下 ◆ 日差しがまぶしいと感じる ◆ 視界がかすむ ◆メガネが合わなくなってきた
白内障とは、眼球内に白い色を帯びた漂白物(乱視の角膜)が蓄積することによって、視力低下が生じる疾患のことです。年齢とともに進行することが多く、視力を支えているレンズ(人工レンズ)の曇りや透明度の低下が原因となります。手術をすることによって治療できます。
治療について
●点眼薬:初期症状の場合、点眼薬を用いますが、一度濁ってしまった水晶体は、薬で透明に戻すことはできません。あくまで、病気の進行を遅らせる目的となります
●手術治療:日常生活に支障をきたすほど白内障が進行した場合、手術することが望ましいです。濁った水晶体を取り除き、人工眼内レンズを挿入します。
緑内障
緑内障の主な症状
◆片目で見たときに見づらい部分がある ◆左右の見え方に差が出てきた ◆強い近視 ◆親族に緑内障の方がいる
◆暗いところで見えにくくなってきた
緑内障は、視神経膠質と呼ばれる眼球内の物質が増殖していって、視神経に圧力をかけることで発症する眼疾患のことです。眼球内の光線が妨げられ、視力が低下し、眼痛や眼圧の上昇などが見られます。見える範囲が狭くなるという症状が最初に見られますが、この進行は非常にゆっくりです。この病気は両方の目に同時に進行することはまれですので、自覚症状はかなり進行してから現れます。中高年の方に多く見られる代表的な眼疾患の一つです。早期発見・早期治療が大切です。
治療について
●薬物療法:房水の流れを良くしたり生産量を減らす薬で眼圧を下げます。点眼薬1つから始め、様子を見ながら薬の変更や追加を行います
●レーザー治療:レーザーを虹彩や繊維柱帯に当てて房水の流れを作り出します。痛みが少なく、短時間で行うことができます
●手術治療:主に房水の通り道を確保したり、毛様体で房水の産生を抑制する手術を行います。